システムフロアJEFの安全性
システムフロアーJEFの防カビ、抗菌特性
● 防カビ、抗菌の原理と安全性

 今日の産業活動における「カビ、菌による被害」は無視できない大きな社会問題となっています。「カビ・菌」は産業活動のガンとまでいわれ、資材保管・製造・流通 ・販売、そして、メンテナンス等あらゆる面でその被害が多く見受けられます。特に食品を扱う工場や、抵抗力のない患者を抱える病院・老人ホーム、そして不特定多数の人が集う場所(駅のトイレ・デパート・電車・バスの車内)では抗菌・防カビは必要不可欠のものとなってます。製品に抗菌・防カビ効果 を持たせて販売しているものも、最近見かけるようになってきましたが、建築分野における現場施工でその効果 を持たせることは出来ず、今では、塗料に有機殺菌剤を混入させるか、銀イオンが無機イオン交換体に強く結合されている無機化合物を混入させる方法が取られてきました。システムフロア-JEFでは、この両面 の持つ特性をより効果が高く、効率の良い状態で結合させ、画期的な抗菌・防カビ床を完成させました。

 従来の6菌・3カビ・1酵母を対象とした抗菌剤と異なり、ビブリオ菌・黄色ブドウ球菌・大腸菌・緑膿菌・枯草菌・サルモネラ菌はもとより、MRSA等50を越える菌に効果 をあげています。

 又、その効果だけでなく、安全性についても(財)日本食品分析センターにおいて、変異原生、眠刺激性、急性経口毒性、皮膚一次刺激性の試験に好結果 を納めるだけでなく、米国環境保護庁(E・P・A)及び食品医薬局(F・D・A)等でその安全性が確認されている特殊防カビ・抗菌剤をシステムに取り入れています。

● システムフロアーJEFの抗菌特長

 1.無機系抗菌剤と有機系抗菌剤の効果により、極めて広範囲の抗菌スペクトルを有する為、真菌・細菌・放線菌・酵母・藻に有効。

 2.無機系抗菌剤と有機系抗菌剤の複合効果により、極めて長期間効果 が持続する。
 3.水溶液や有機溶媒に不溶の無機系抗菌剤と水溶液に不溶の有機系抗菌剤の配合により、溶出や、揮発による効果 の劣化、環境の汚染がなく、安全性が高い。
 4.無機系抗菌剤の欠点である還元変色がない。
 5.広いPH領域で有効。
 6.通産省既存化学物質として登録されている薬剤で構成されている為、安全性が高い。 
 ○変異原生   : (財)日本食品分析センター 第 49091642-1号
 ○眼刺激性   : (財)日本食品分析センター 第 49091642-2号
 ○急性経口毒性 : (財)日本食品分析センター 第 49091642-3号
 ○皮膚一次刺激性: (財)日本食品分析センター 第 49091642-4号エルダント